アメリカ軍内で、女性隊員に対する性的暴行が増加
3月 14, 2019 20:46 Asia/Tokyo
アメリカ空軍の元パイロットで、共和党上院の女性議員マーサ・マクサリー議員が、アメリカ軍内での女性隊員に対する性的暴行増加の問題を追及するよう求めました。
アメリカの政治専門紙ザ・ヒルによりますと、アリゾナ州選出のマクサリー議員は14日水曜、女性兵士の性的暴行に関する問題を追及、検討する、アメリカ空軍司令官らとの会合の開催を求めています。
また、「性的暴行の加害者は、自らの立場を最大限に悪用している」と語りました。
マクサリー議員は先週、自身が空軍に勤務していた時代に、性的暴力を受けたことを明らかにしました。
マクサリー議員が自らの体験を暴露した後、アメリカ空軍は声明を発表し、「司令官らはこの問題を恥ずべきものだとし、甚だ遺憾だとしている」と述べています。
アメリカ軍は近年、軍司令官らをはじめとする軍内のモラルの退廃に関して、大きな不名誉に直面しています。
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