世界の指導者が、核テロに警告
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世界の複数の指導者が、核テロの脅威の拡大に関して警告を発しました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
4月 02, 2016 20:41 Asia/Tokyo
  • 世界の指導者が、核テロに警告

世界の複数の指導者が、核テロの脅威の拡大に関して警告を発しました。

フランス通信によりますと、およそ50人の世界の指導者が、1日金曜、アメリカ・ワシントンで行われていた核安全保障サミットの最終宣言で、「核テロから生じる脅威の拡大は懸念すべき問題だ」としました。

この最終宣言は、「核や放射性物質を使ったテロの脅威は、国際的な安全保障にとっての主な問題と見なされ、それから生じる脅威は絶えず拡大している」とされています。

核安全保障サミットに参加した国の指導者らは、「非政府系の機関が悪しき目的で使用する核や放射性物質を入手するのを防ぐために、多くの措置を講じなくてはならない」としています。

アメリカのオバマ大統領は核安全保障サミットの傍らで、テロ組織ISISの核攻撃の脅威に関して、警告を発し、核の安全の強化に向け、さらなる世界的な協力を求めました。

オバマ大統領は1日金曜、記者会見で、「アメリカは核合意に基づく制裁緩和を完全な形で使用することができないことについての、イランの一部懸念を払拭する」と述べました。

さらに、「アメリカはイランの懸念を取り除くために協力を行う。なぜならイランはこれまで核合意を遵守しているからであり、イランが自らの取り決めを実行する限り、国際社会も取り決めを守るべきだ」と述べました。