3月 31, 2019 18:41 Asia/Tokyo
  • フランスでの抗議デモ
    フランスでの抗議デモ

フランスで、政府が抗議デモの開催を禁じたにもかかわらず、資本主義体制に抗議する人々がまたもや街頭に繰り出しました。

IRIB通信によりますと、フランス・パリでは30日土曜、トロカデロ広場に向かう平和的な大行進が実施されました。

 

 

2週間前にパリ市内のシャンゼリゼ通りで暴力事件が発生して以来、フランス政府はパリ市内のシャンゼリゼ通りや大統領府、議会の建物周辺をはじめ、国内の一部の都市での抗議デモの開催を全面的に禁じました。

フランス政府のこの決定は、同国内での抗議デモの収束を目的になされたものです。

しかし、フランス人抗議者らは政府のこの禁止令を無視し、パリをはじめとする国内各地で20週連続で抗議行動を決行しました。

フランスでは、昨年11月17日以来毎週土曜、政府の政策に反対する国民の抗議行動「黄色いベスト」運動が実施されています。

この抗議行動は当初、燃料税の値上げをはじめとするフランスのマクロン大統領の経済政策への反対運動として開始されましたが、急速に政治的なものへと変化しました。

この抗議行動の参加者は、「黄色いベスト」を自称し、マクロン大統領の政策がフランス市民を圧迫しているとして、同大統領の辞任を求めています。

フランスの新聞ル・フィガロ、および調査会社オドクサ(Odoxa)がフランスのラジオ局向けに行った最近の世論調査によれば、フランス国民の4分の3がマクロン大統領の行動に不満を抱いている、とされています。

 

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