4月 13, 2019 20:28 Asia/Tokyo
  • 「黄色いベスト」運動
    「黄色いベスト」運動

フランス政府の経済政策に抗議する「黄色いベスト」運動を展開する抗議者らが、開始から通算22週目となる13日土曜、各地で街頭に繰り出しました。

イルナー通信によりますと、フランスの首都パリをはじめ、マルセイユ、ボルドー、ツールーズ、ストラスブール、ナント、リールなどの各都市でこれまでの土曜と同様、13日も人々が街頭に繰り出し、政府の経済政策に対する抗議の声を上げました。

緊急速報によれば、今回はフランス南西部ツールーズで主要な集会が行われる模様だとしています。

フランスのニュースチャンネル・インフォTVによれは、ツールーズの路上には800人以上の警察官が配備され、市内のキャピトル広場は抗議者の立ち入りが禁止されています。

こうした抗議行動が展開される一方、フランス政府はこれまで数週間にわたり、破壊行為を禁止する厳しい法律や、覆面使用禁止法などを施行し、抗議行動の沈静化を図ろうと圧力を強めています。

複数のメディアによれば、マクロン政権による破壊行為禁止法では、集会への参加禁止に違反した場合、6ヶ月間の刑務所収監と罰金が科されるということです。

これまで、フランスでは一連の黄色いベスト運動の中で11人が死亡、少なくとも2000人の抗議者及び、1000人の警察官が負傷、9000人が逮捕されています。

 

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