アメリカ上院内の委員会が、近年議会内でセクハラ拡大の実態を指摘
4月 17, 2019 16:34 Asia/Tokyo
アメリカ上院司法委員会の管理・監視及び法廷小委員会が、近年アメリカ議会に勤務する職員の間でセクハラが拡大している実態を明らかにしました。
アメリカ上院の管理・監視及び法廷小委員会が、最近発表した報告によれば、議会内の夜勤シフトの職員をはじめ、多くのスタッフの間でこの数年、セクハラが拡大しているということです。
この調査は、2008年10月から2018年10月までのアメリカ議会勤務者によるセクハラの事例を対象に行われました。
53ページに及ぶこの報告ではまた、「2008年以来、アメリカ議会内ではおよそ57件のセクハラ被害が報告されている。そのうちおよそ44%は事件として立証され、約24%は加害者が直属の上級幹部だった」とされています。
さらに、アメリカ議会上級幹部の88%の間にセクハラが広まっていることが明らかになっています。
この報告よれば、セクハラ被害にあった職員の63%は、事件として公にする意図があったことを理由に職場で報復行為に遭遇したと強調しています。
また、アメリカ議会関係職員でセクハラ被害を受けた6人は、調査担当者に対し、報復行為への恐れからこれに関する苦情申し立てや訴訟を断念したと答えています。
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