ロシア外務省報道官、「露朝首脳会談の目的は、米の誤った外交の修正」
4月 27, 2019 18:56 Asia/Tokyo
ロシア外務省のザハロワ報道官が、「ロシアと北朝鮮による首脳会談の目的は、アメリカの誤った外交を修正させることにあった」と語りました。
ロシアの新聞イズベスチヤによりますと、ザハロワ報道官は「プーチン大統領とキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長による協議は、北朝鮮に対するアメリカの誤った外交の修正、並びに朝鮮半島問題の解決プロセスにおけるアメリカの政治家の無能ぶりとして捉えられるべきだ」と述べました。
また、「アメリカ政府が、朝鮮半島問題に対する方向付けとして取った政策は、状況を複雑にしただけだった」と指摘しました。
プーチン大統領とキム委員長は25日木曜、ロシア・ウラジオストクで会談しました。
プーチン大統領は、「この会談は、両国関係の発展や朝鮮半島問題の解決に寄与するものであると確信している」と語りました。
トランプ米大統領は、今年2月末にベトナム・ハノイでキム委員長との2回目の会談に臨みました。この会談は予定よりも早く切り上げられ、終了声明さえも出ないまま成果なく終わりました。
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