在イラン英国大使、「INSTEX運用開始に向けて全力を尽くした」
4月 30, 2019 17:25 Asia/Tokyo
テヘラン駐在のRob Macaireイギリス大使が、「イランとの貿易を継続するため仏英独の3カ国が設置した貿易取引支援機関・INSTEXの運用開始に向け、全力を尽くしている」と語りました。
IRIB通信によりますとMacaire大使は29日月曜夜、ツイッター上で、イギリス・ロンドンにおける同国の政府関係者や経済活動家、貿易企業、資本家らとINSTEXの関係者との会合に触れ、「INSTEXの運用・施行への意向は非常に強く、その運用開始に向けたあらゆる努力がなされてきた」と述べています。
INSTEXの関係者である Per Fischer氏は29日、ロンドンでの会合において、「ヨーロッパは、イランと通商取引を行う用意がある」としています。
昨年5月のアメリカの核合意離脱と同時に、ヨーロッパの中小企業とイランの通商取引の円滑化を目的とした、特別金融ルートの設置・稼動に関する構想が提起されました。
しかしそれ以来、ヨーロッパ側は様々な口実を設けてこの特別ルートの登録を先延ばしにしてきました。
ヨーロッパ側は遂に、それから数ヵ月後の今年1月31日に正式にINSTEXの稼動・運用を発表しましたが、これはまだ実施にいたっていません。
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