アメリカ元国務次官が、ボルトン氏の好戦主義を強く非難
May 06, 2019 21:44 Asia/Tokyo
アメリカのオバマ政権時代に、イランと6カ国の核協議で米政府代表を務めたウェンディ・シャーマン氏が、現職のボルトン大統領補佐官の好戦主義を強く非難しました。
ファールス通信によりますと、シャーマン氏は6日月曜、ツイッターで、「ボルトン補佐官は、我々をイランやベネズエラとの戦争に向かわせようとしている?私は彼が戦争を回避しようとしているのを見たことがない。トランプ大統領はどこにいるのだろう?」と記しました。
ボルトン大統領補佐官は6日、中東などに駐留するアメリカ中央軍司令部に空母USSエイブラハム・リンカーンを派遣することを明らかにしました。その理由として懸念要素となる兆候が日々高まっていることを挙げ、空母の派遣はイランに対する明確な警告だと発言しました。
ボルトン補佐官は、今回の空母の派遣によってイランに恐怖感を植えつけたい考えのようですが、アメリカ海軍は1ヶ月前、この空母が西アジア地域での通常の展開の枠組みで派遣されると発表していました。
一部のアメリカ人アナリストは、イランに対するボルトン補佐官の発言を“こけおどし”と評しています。
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