タジキスタン大統領、「ISISの目的は中央アジアへの勢力拡大」
May 20, 2019 19:32 Asia/Tokyo
タジキスタンのラフモン大統領が、「テロ組織ISISは中央アジアへも勢力を拡大し、この地域に情勢不安を引き起こすため、アフガニスタンに移動している」と語りました。
タスニーム通信によりますと、ラフモン大統領はタジキスタンの首都ドシャンベで開催された、テロ対策関連の地域・国際協力に関する会合で発言し、「テロ組織の行動は、中央アジア諸国にとって深刻な脅威だ」と危機感を募らせました。
また、「ISISなどのテロ組織は、あらゆる手段を駆使して中央アジアを占領しようとしている」としました。
さらに、テロに対する一部の国のダブルスタンダードを非難し、「テロリストを良いテロリストと悪いテロリストに分けることはできない」と強調しました。
これに先立ち、ロシアの政府関係者やアフガニスタンの議員および政治評論家らは、アメリカがISISを支援し、アフガニスタンに移動させているとして非難しています。
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