米大統領が、武器の購入でサウジ政府に謝意を表明
6月 29, 2019 19:10 Asia/Tokyo
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アメリカのトランプ大統領とサウジアラビアのムハンマド皇太子
アメリカのトランプ大統領が、サウジアラビアのムハンマド皇太子と会談し、アメリカからの武器輸入を理由に謝意を表明しました。
イルナー通信によりますと、トランプ大統領とムハンマド皇太子は29日土曜午前、G20大阪サミットの傍ら会談を行いました。
トランプ大統領はこの会談で、サウジアラビアが米国製兵器を購入していることに謝意を表明し、「サウジアラビアにおけるムハンマド皇太子の取り組みは大変素晴らしい」と賞賛したということです。
両者はまた、この会談でイランに関しても協議しました。
サウジアラビアは米国製兵器の最大の輸入国の1つですが、アラブ圏の最貧国イエメンに戦争をしかけ、また西アジア地域でテロリストに資金や武器を提供し、政治的に支援していることから、地域の人権擁護機関や民間機関から強い非難を浴びています。
トランプ大統領は以前、サウジアラビア首脳陣はアメリカにとって大きなカモだとし、「サウジの王政は、アメリカの支援なしには2週間も持たずに崩壊するだろう」と発言したことがあります。
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