ロシアとサウジアラビアが、産油枠の据え置きをめぐり合意
6月 29, 2019 20:05 Asia/Tokyo
ロシアのプーチン大統領が、産油枠の据え置きをめぐりサウジアラビアと合意に達したことを明らかにしました。
IRIB通信によりますと、プーチン大統領はサウジアラビアのムハンマド皇太子と、産油枠引き下げに関する合意の延長に関して協議し、ロシアは現状の産油枠維持に同意したということです。
プーチン大統領は、G20大阪サミットの傍ら、記者団に対し、「産油枠引き下げに関するOPEC石油輸出国機構の合意は、9ヶ月間延長される可能性がある」と語りました。
OPEC加盟国は昨年、ロシアなどOPEC以外の産油国とともに、今年前半における産油量をおよそ120万バレル引き下げることで合意していました。この合意内容の継続、停止、または産油枠の変更に関しては、7月に開催されるOPECプラス会議で再検討される予定です。
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