6月 30, 2019 17:31 Asia/Tokyo
  • タルシ・ガッバード下院議員
    タルシ・ガッバード下院議員

来年のアメリカ大統領選挙への出馬を表明しているタルシ・ガッバード下院議員が、「イランとの戦争が勃発した場合、それに比べてイラク戦争の記憶は行楽旅行となるだろう」と語りました。

ガッバード議員は、フォックスニュースのインタビューで、「アメリカの政府関係者は、我々を対イラン戦争へとわらに近づけている。だが、対イラン戦争はイラク戦争と比べて、我々が経験した以上のものであり、はるかに破壊的だ」と述べています。

また、自らが2005年に軍医としてイラクに駐留していたことに触れ、「イラク戦争は、イラクやアメリカに甚大な人的被害をもたらし、毎日戦争によりおびただしい人的被害に直面していた。だが、イランとの間に戦争が勃発した場合、そのイラク戦争はイラン戦争と比べて観光旅行程度のものだ」としました。

さらに、「核合意離脱や、相手を麻痺させてしまうほどの制裁の強化、イランの軍事部門の一部のテロ組織指定、地域への軍隊の増派などは、アメリカの現政権が対イラン緊張を激化さする一環としてとっている行動の一部だ」と語っています。

ガッバード議員はまた、「アメリカ政府内の新保守主義派、サウジアラビア、そしてイスラエルは、トランプ大統領にとって対イラン戦争を阻止する上で非常に厳しい状況を生み出している」と述べました。

さらに、「アメリカはまず第1段階として、アメリカ国民の利益を念頭に置き、対イラン戦争を回避し、核合意に復帰すべきだ」としています。

ガッバード議員は、民主党候補者による第1回党大会でも、対イラン戦争に向けた動きの措置の必要性を訴えるとともに、「イラン戦争は大惨事を引き起こすだろう」としていました。

 

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