世界の諜報機関が、独首相の医療カルテの入手に奔走 (動画)
ドイツのメルケル首相に最近、体の震えなどの異常な症状が見られることから、報道各社が「世界の諜報機関は、メルケル首相の症状の原因を突き止めるため、同首相の医療カルテなどの記録を入手しようとしている」と報じています。
イギリスの新聞デイリーメールによりますと、メルケル首相は最近、大阪までの22時間のフライトの後に同地でのG20サミットでも、その存在はそれほど目立たなかった、とされています。
メルケル首相の事務所は、同首相の体の震えの原因が体内の水分不足であると表明しました。
先月27日には、ドイツのシュタインマイヤー大統領との会談の際に2回目の体の震えが見られ、メルケル首相の事務所はこの症状の原因を突き止めるため、同首相の既往症などに関する医療カルテなどの資料の入手に奔走していることを明らかにしました。
しかし、ドイツの新聞ビルトはこれに関して、「世界の諜報機関は、メルケル首相の事務所のこうした説明に納得せず、同首相の医療カルテの入手に向けて行動を起こしている」と報じています。
現在64歳のメルケル首相は、「自分の体に問題がないと確信しており、医者にかかる必要はないと思う」と述べています。
メルケル首相の事務所は、世論での噂に反応し、メルケル首相が今後予定されている会談のいずれもキャンセルしない意向であることを明らかにしました。
メルケル首相は2005年にドイツ首相に就任し、メディアや政界では最も強い権力を有する女性とされています。
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