ナイジェリアで、治安部隊がイスラム聖職者の支持者集団を襲撃
7月 24, 2019 20:24 Asia/Tokyo
ナイジェリアで、治安部隊が同国イスラム運動の著名な指導者エブラーヒーム・ザクザキ師の支持者の集団を襲撃し、首都アブジャで抗議デモを開催するのを妨害しました。
IRIB通信によりますと、ナイジェリアの治安部隊は、ザクザキ師の支持者の集団を襲撃し、人々を解散させるため催涙ガスを使用したということです。
ナイジェリア市民は22日土曜にも、アブジャでザクザキ師を支持するデモを開催しましたが、このデモ鎮圧のために政府軍は銃弾を使用、少なくとも11人が死亡、30人が負傷しています。
ザクザキ師夫妻は2015年12月13日、ナイジェリア・ザリア市にある宗教施設が政府軍に襲撃された際に身柄を拘束されました。
ナイジェリア政府軍は、ザクザキ師の拘束当日、同師の自宅や宗教施設の前に集結していた群集を銃撃し、この中で、ザクザキ師の子息を含む数百人が殉教しました。
なお、思想家やエリート52人が国連グテーレス事務総長に書簡を送付し、ザクザキ師夫妻のナイジェリア出国と緊急治療に向けた援助を要請しています。
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