中国外務省報道官が、アメリカの対イラン圧力行使への対抗を強調
7月 29, 2019 21:11 Asia/Tokyo
中国外務省の華 春瑩(ホァ チュンイン、か しゅんえい)報道官が、アメリカによる対イラン圧力行使に対抗する必要性を強調しました。
イルナー通信によりますと、華報道官は29日月曜、「イラン核合意の署名国を初め、国際社会がイランに対するアメリカの最大限の圧力に対抗することこそ、地域の緊張緩和への一つの道だ」とし、「イランに対するアメリカの圧力行使により、核合意が非常に微妙な局面を迎えている」と述べました。
また、イランに対するアメリカの圧力行使や制裁の継続に反対を示し、「このような制裁により、西アジアの緊張が高まっている」と指摘しました。
さらに、28日日曜にオーストリア・ウィーンで開催された核合意合同委員会の会合について、「中国代表はこの会合で緊張緩和の必要性を強調した。全ての関係国に対し核合意の遵守を求めた」と語りました。
トランプ米大統領は、昨年5月8日にイラン核合意から一方的に離脱し、核関連の対イラン制裁を再発動しました。この行動は米国の内外から大きな非難を浴びました。
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