米大統領の演説が中断、バージニア州での民主主義記念式典で
7月 31, 2019 21:37 Asia/Tokyo
アメリカのトランプ大統領が、同国バージニア州ジェームズタウンでの民主主義400周年を記念する式典で演説中に、抗議者の叫び声により演説の中断を強いられました。
AP通信によりますと、抗議者の若者は、非白人に対するトランプ大統領の人種差別的な政策に抗議し、大声で「バージニアは我々の住処だ」と叫び、「自分の腐った家へ帰れ、嫌悪感を遠ざけよ、我々の家族を返せ」などと書かれたプラカードを掲げました。
アメリカの警察はすぐにこの抗議者を取り押さえ、演説会場の外に連れ出しました。
トランプ大統領はこの演説の一部や、またここ数日のツイートにおいて、非白人議員に対する差別的な発言を重ねているにもかかわらず、自分は人種差別主義者ではないと主張しています。
バージニア州出身の黒人議員らはこれに先立ち、トランプ大統領が出席するこの式典への参加ボイコットを表明していました。
トランプ大統領は最近、4名の非白人女性議員に対し、内部対立をあおる発言の中で、アフリカ系の イライジャ・カミングス議員が選出されたボルチモア市を、“ネズミのあふれる混沌とした市場”と呼んでいました。
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