米中貿易戦争が最高潮に高まる
8月 29, 2019 20:35 Asia/Tokyo
アメリカ政府が、年間3000億ドル相当の中国からの輸入品に対する関税を10%から15%に引き上げました。
アメリカ公共出版物機構は28日水曜、「アメリカに輸入される中国製品3000億ドル相当分に対する関税が、5%引き上げられた」としています。
アメリカのトランプ大統領の発表によれば、来月1日付けで新しい関税が賦課されるということです。
しかし、トランプ大統領は携帯電話やノートパソコン、ビデオゲームや一部の特殊な服飾品や靴に関しては、追加関税の賦課を来月15日まで延期しています。
これ以前に、中国の複数の省議会は今月23日、アメリカ製品およそ750億ドル相当分に対する5%から10%の関税賦課を発表しており、一部に関しては来月1日、そしてさらに一部に対しては来月15日から実施されるとしています。
アメリカと中国の貿易戦争の激化により、アメリカ国内外での懸念が高まっています。
アメリカ国内では、中国との貿易戦争がアメリカの経済体制にまったく影響しない、とするトランプ大統領の主張とは逆に、経済状況が懸念すべき状態となっています。
アメリカの経済不況により、同国の3つの主要な証券取引所の株価指数が3%の低下を記録しています。
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