ドイツ首相が、核合意遵守の必要性を強調
9月 18, 2019 19:32 Asia/Tokyo
ドイツのメルケル首相が、「西アジア地域での緊張を緩和する方法は1つだけだ。それは国際合意としての核合意を遵守することだ」と語りました。
ロイター通信が、ドイツ・ベルリンから報じたところによりますと、メルケル首相は17日火曜、ヨルダン国王との共同記者会見で、「ドイツは、2015年にイランとの間で結んだ核合意が緊張緩和に向けて参照されるべきメカニズムであることを強く信じている」と述べました。
また、イエメンの最新情勢に触れ、「サウジアラビアへの武器輸出停止政策を変更する理由はまったくない」としました。
米トランプ大統領は昨年5月、国連安保理常任理事国にドイツを加えた6カ国の一員としてイランとの間で結んだ核合意からの離脱を発表しました。
米国の一方的な核合意離脱は国際社会から強い非難を浴びました。
また、それに続くヨーロッパ側の消極的な対応により、イランは今年5月8日以降、核合意に定められた責務を3段階にわたって縮小する措置に踏み切っています。
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