パキスタン首相、「カシミール地方をめぐる暴力を控えるべき」
9月 21, 2019 19:36 Asia/Tokyo
パキスタンのイムラン・カーン首相が、同国の市民に対し、インドの実効支配下にあるカシミール地方の住民の防衛と称した、一切の暴力を控えるよう求めました。
イルナー通信によりますと、カーン首相は20日金曜、国連総会出席のために訪問中のアメリカ・ニューヨークで、カシミール地方住民の防衛を求めるパキスタン国民に対し、全ての敵対行為は同地域全体の住民に危害を加えることになるだろう、と述べています。
また、「パキスタンは、次回の国連会合をはじめとした国際機関で、カシミール問題を提起し、この危機の解決を追求するだろう」としました。
カーン首相のこうした主張の一方で、インド政府はこれまでの数ヶ月間、パキスタンがカシミール地方の暴力集団を支持しているとして非難していますが、パキスタンは常にこれを否定しています。
インドが、カシミール地方の自治権を廃止して以来、同国とパキスタンの関係がさらに緊迫化しています。
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