インド首相がトルコ訪問を取りやめ
10月 20, 2019 19:27 Asia/Tokyo
インドのモディ首相が、シリア北部に対するトルコ軍の軍事侵攻に抗議し、トルコ訪問を取りやめました。
インド・ニューデリー発行の英字新聞ザ・ヒンドゥーが20日日曜、インド政府筋の話として報じたところによりますと、モディ首相は今月末に予定されていた2日間のトルコ訪問を、同国によるシリア北部攻撃を理由に取りやめにした、ということです。
この報道によれば、インドのスブラマニヤム・ジャイシャンカル外相はモディ首相のトルコ訪問が中止されたことに関して、記者団に対し、「この訪問計画は決して正式な最終決定には至っていなかった」と述べたとされています。
モディ首相によるトルコ訪問は、2015年に同国のアンタルヤで開催されたG20主要20カ国・地域サミットへの参加時の訪問が最後となっています。
平和の泉作戦と称するトルコ軍の軍事作戦は、テロ対策および、トルコ政府からテロ組織とみなされているクルド人武装勢力の掃討を口実に、今月9日から開始されています。
トルコは現地時間で今月17日夜半、5日間の停戦を発表しましたが、複数の報道によればシリア国境地帯へのトルコ軍の攻撃は依然として継続されているということです。
シリアの政府と国民、そして国際社会は、トルコによるシリア領への軍事侵攻を非難しています。
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