ドイツ首相が、カシミールの現状を批判
11月 02, 2019 20:13 Asia/Tokyo
ドイツのメルケル首相が、カシミールの現状を容認できないとして批判しました。
インド紙タイムズ・オブ・インディアによりますと、インドを訪問中のメルケル首相は1日金曜ニューデリーで、モディ首相との会談にさきがけて、カシミール地方の現状の変化を訴えました。
インド政府関係者によれば、記者団なしで行われた両首脳の会談では、メルケル首相がカシミール問題をめぐりモディ首相から説明があるものと期待していたにもかかわらず、この問題には触れられなかったということです。
メルケル首相のほかにも、外国の政府関係者はカシミール地方に敷かれている一連の制限に懸念を示しました。
インド政府は今年8月5日、カシミール地方の自治権を撤廃しました。
インド憲法では、カシミール地方は防衛や外交問題以外では独自の権限が認められ、このため同地域では住民以外の人物に不動産を売却することは一切禁じられていました。
しかし、インド政府はこの法律とカシミール地方への自治権を撤廃すると同時に住民の抗議行動を阻止するため、同地域の学校や大学などを休校とし、電話やインターネット回線を遮断するなどの措置を取りました。
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