ドイツ大統領が、米の一方的な行動を批判
11月 10, 2019 21:19 Asia/Tokyo
ドイツのシュタインマイヤー大統領が、アメリカの一方的な行動を批判しました。
フランス通信によりますと、シュタインマイヤー大統領はベルリンの壁崩壊30周年記念式典において、米トランプ大統領が「米国第1主義」政策を掲げ、メキシコとの国境壁建設に固執していること等について、「我々は、環大西洋パートナシップが以前の状態に戻るよう希望する」と語りました。
また、極右過激派による最近の行動に間接的に触れ、「ドイツを中央から2つに分断する新たな壁ができてしまっている。その壁とは失望や苛立ちや嫌悪による壁である。それらは目には見えないが、我々の結びつきやつながりの延長線上に存在し、物事を見事に分断する」と述べました。
ドイツ政府は今月5日、米国が気候変動対策に関するパリ協定からの離脱を決定したことを遺憾だとしました。
米トランプ大統領は就任当初から前職オバマ氏の成果を次々に覆し、パリ協定やINF全廃条約、イラン核合意、NAFTA北米自由貿易協定など、重要な国際条約からの離脱を繰り返しています。
同大統領のこうした行動は国内外で大きな非難を浴びています。
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