米政府関係者、「米はイランに対し無力」
11月 12, 2019 15:05 Asia/Tokyo
アメリカ国務省のクリストファー・A・フォード国際安全保障・不拡散局核不拡散特別代表が、「アメリカは核問題においてイランの態度を変えさせることはできない」と語りました。
シオニスト政権イスラエルの英字新聞・エルサレムポストのインターネットサイトによりますと、フォード特別代表は11日月曜、イランの平和的な核計画の停止を狙うアメリカの計画について説明し、「アメリカはこれまでに、核計画においてイランを引き下がらせることはできていない」と述べています。
また、「アメリカがイランにこれほど多くの制限を課し圧力をかけているにもかかわらず、イランは自らの権利や核計画を追求している」としました。
アメリカは昨年5月8日、6カ国側の一員としてイランとの間に締結していた核合意から一方的に離脱し、核関連の対イラン制裁の復活を宣言しました。
イランは、アメリカのこの行動から1年が満了し、アメリカ対イラン制裁の緩和に向けたヨーロッパの提案策が功を奏していないことを確認した上で、核合意内の自らの責務の段階的な縮小に踏み切っています。
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