中国が、香港問題への米の干渉に行動で反応
12月 03, 2019 04:27 Asia/Tokyo
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香港での騒乱
中国政府が、香港問題へのアメリカの干渉に反応し、香港最大の港湾へのアメリカの軍用船や軍用機の寄航要請の検討を中止しました。
タスニーム通信によりますと、中国外務省は2日月曜、「わが国の今回の措置は、香港問題に関するアメリカの干渉的な法案可決への回答である」と表明しています。
中国政府はまた同日、アメリカ議会で最近、香港の抗議者を支持する法案が可決されたことへの反応として、中国が香港の現在の騒乱の責任者とみなすアメリカのNGOの一部に制裁を行使しました。
アメリカのトランプ大統領は最近、香港の抗議者らを支持する2つの議会法案に署名しました。
中国は先週、アメリカに対し「アメリカが香港問題への干渉を続行すれば、中国はこの干渉に断固たる態度をとる」と警告しています。
香港では5ヶ月以上前から、中国本土への容疑者の引渡しを可能にする「逃亡犯条例」の改正案への抗議行動という形で、騒乱が発生しています。
しかし、アメリカとイギリスはこの問題を利用して香港での騒乱に追い討ちをかけています。
香港は、1842年から1997年までイギリスの植民地支配下にありましたが、1997年に中国に返還されました。
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