米大統領に対する弾劾訴追状が、本日中にも提出の可能性
(last modified Tue, 10 Dec 2019 11:57:10 GMT )
12月 10, 2019 20:57 Asia/Tokyo
  • アメリカ下院
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アメリカ下院が、今後数時間以内にトランプ大統領に対する弾劾訴追状を提出する可能性が高まっています。

アメリカ議会の政治専門紙・ザ・ヒルのインターネットサイトは、2つの情報筋の話として「下院は10日火曜、記者会見でトランプ大統領に対する弾劾捜査の正式な結果を、弾劾訴追状という形で発表するだろう」と報じました。

この報道によれば、アメリカ下院司法委員会の委員長を務める野党・民主党のジェラルド・ナドラー議員、情報委員会のアダム・シフ委員長、そしてそのほかの複数の関係委員会が、数時間後に開かれるこの会見に出席すると予想されています。

こうした中、ザ・ヒルは「このほかにも複数の情報筋が、トランプ大統領弾劾の正式な発表が11日水曜もしくは12日木曜になされる可能性があるが、その正確な時期は定かではないとしている」と報じました。

アメリカ民主党は、「トランプ大統領は、弾劾されるに足る贈収賄、職権乱用、議会・司法妨害という3つの犯罪を引き起こしている」と表明しています。

今年7月に、ジョー・バイデン候補とその息子に対する司法調査に関する、トランプ大統領とゼレンスキー・ウクライナ大統領の電話でのやり取りが発覚したことから、アメリカ議会民主党派はトランプ大統領の弾劾に向けた捜査を開始しました。

トランプ大統領は、ウクライナゲート事件として知られるこのやり取りにおいて、ゼレンスキー大統領に対し、来年の大統領選で自らにとっての最大の対抗馬となるジョー・バイデン候補とその息子に関する司法調査の実施を迫ったとされています。

 

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