米中貿易交渉 トランプ大統領「第1段階で合意」
12月 14, 2019 04:07 Asia/Tokyo
アメリカのトランプ大統領は13日、ツイッター上で「中国との間で第1段階の合意に達した。中国は農産品やエネルギーの大量購入や構造改革に合意した」と主張しました。
そのうえで「2020年の大統領選挙のあとまで待つことなく、第2段階の交渉をすぐに開始する」としています。
一方、中国政府の高官は記者会見を開き、米国との貿易交渉について「第1段階の貿易交渉の協定文書について一致した」と述べ、第1段階の合意に達したことを明らかにしました。
そのうえで、米側は中国の輸入品にこれまで上乗せしていた関税を段階的に引き下げることも了承したと主張しています。
米中の間では2018年3月8日以降、相互の輸入関税をめぐって激しい貿易摩擦が生じています。米国は今月15日、中国製品に対し新たに1600億ドル近くの関税を課すと見られていました。
中国もまた、「すべての関税が撤廃されない限り、米国との間で合意書が署名されることはない」と繰り返しています。
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