中国首相が強調 香港の抗議行動収束
12月 16, 2019 22:14 Asia/Tokyo
中国の李克強首相が、香港のキャリー・ラム行政長官と会談し、同地で続く抗議行動の収束に向けて努力するよう強調しました。
ロイター通信によりますと、李首相は16日月曜、中国・北京でキャリー・ラム長官と会談し、「香港行政府は努力を続け、また法に従ってこの地での騒乱や暴動を収束させなくてはならない」と語りました。
また、「香港問題は、この地域と中国政府によって解決されるべきだ」と強調しました。
香港では5ヶ月以上前から、中国本土への容疑者の引渡しを可能にする「逃亡犯条例」の改正案への抗議行動として、騒乱が続いています。
しかし、米英などがこの問題に介入し、香港での抗議行動を助長しています。
米トランプ大統領は最近、この問題をめぐり米国議会で可決された、香港での抗議者を支持する2つの法案に署名しました。
中国は先週、米国に対し、「米国が香港問題への干渉を続けるなら、中国はこれに断固として対処する」と警告しています。
香港は1842年から1997年までイギリスの植民地支配下にありましたが、1997年に中国に返還されました。
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