ヨーロッパ諸国が、安保理で核合意維持を訴え
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国連安保理
国連安保理理事国を務めるヨーロッパの国々が、イラン核合意の維持を求めました。
これら各国は19日木曜に開かれた安保理会議で、核合意に関する安保理決議2231の履行について議論した後、声明を発表し、「イラン核合意は、地域や世界の安全と平和を守るための基本的な要素だ」としました。
こうした中、カレン・ピアース英国連大使はこの会議の中で、英独仏のヨーロッパ3カ国が核合意の責務履行に無関心であることを後目に、「イランが核合意の責務縮小に踏み切ったことは、甚だ遺憾だ」としました。
その一方でベルギーのペクスティーン国連大使は同会議の席上、「全ての安保理理事国は核合意を支持すべきだ」と述べました。
ロシアのネベンジャ国連大使は、「米国による核合意離脱とイランへの制裁発動は安保理決議に反する」としました。
同大使はさらに、「イランによる核合意の一部履行停止は、米国の恒常的な制裁とその補填措置をヨーロッパ側が講じなかったことを受けてのものだ」とし、「イランは、核合意に基づいて相手側の約束違反に対する対抗措置を講じることが許されている」とイランの対応を擁護しました。
そして、「責務縮小というイランの措置は全て、国連憲章やこの合意に記載された条項に合致した形で実施されている。(今後)本来の状態に戻すことが可能だ」と述べました。
国連のグテーレス事務総長は、「イラン核問題をめぐる核合意は、多国間外交がもたらした最も重要な成果の1つだ」と強調しています。
グテーレス事務総長は19日、安保理決議2231を検討する安保理会合に報告を提出し、イランが核合意の履行を一部停止させたことについて、「イランによるこれらの全ての措置は、本来の状態に戻すことが可能だ」としました。
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