米国防長官が、対北朝鮮戦争を示唆
12月 23, 2019 18:48 Asia/Tokyo
アメリカのエスパー国防長官が、北朝鮮からの警告に反応し、同国に対する戦争を示唆しました。
イギリスの新聞デイリー・テレグラフによりますと、エスパー長官は22日日曜、「アメリカは外交路線を継続する」と主張する一方で、「アメリカは、必要な場合には今夜にも北朝鮮に対し開戦する用意がある」と述べています。
北朝鮮外務省は21日土曜、アメリカに対し与えていた今年末までの猶予期間の満了を間近に控え、声明を出し、人権侵害を口実とした北朝鮮へのアメリカの干渉を批判し、その結果に関して警告しました。
北朝鮮はまた、「アメリカは、緊張緩和に向けて行動すれば、北朝鮮から適切なクリスマスプレゼントがもらえるだろう」としています。
今回の警告は、アメリカのビーガン北朝鮮問題担当特使が韓国と北朝鮮を訪問したあと行われたものです。
北朝鮮はおよそ1週間前にも、米朝協議への失望感を暗に示し、「アメリカにはもはや、協議の場で提示するものがない」と表明しました。
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