ベルギーの学校における、頭を覆うヘッドスカーフの着用が禁止
(last modified Thu, 26 Dec 2019 10:34:53 GMT )
12月 26, 2019 19:34 Asia/Tokyo
  • 頭を覆うヘッドスカーフを着用している学生ら
    頭を覆うヘッドスカーフを着用している学生ら

ベルギーのある裁判所の控訴審により、同国内のある地域の学校における、女子生徒の頭を覆うスカーフ(ルーサリー)の着用禁止令が確定しました。

トルコ・アナトリア通信によりますと、ベルギーの裁判所での控訴審により、ベルギー北部のフランデレン地域の2つの学校における、女子生徒の頭を覆うスカーフ(ルーサリー)の着用禁止令が承認され、確定したということです。

ベルギー・アントワープの第二審裁判所も、同国内の学校でのスカーフ着用禁止着用禁止は遵守すべきとの見解を示しています。

ベルギーのある政府系機関は、2013年以降学校内でのスカーフの着用を禁止しています。

こうした中、2018年には11日の児童・生徒の保護者らが、ベルギー・リンブルフ州でのスカーフ着用禁止令を不服として提訴し、勝訴しています。

ヨーロッパ諸国の政府は、これまでにイスラム教徒に対する厳しい法律を制定してきました。

イスラム教徒の人々に対してヨーロッパの多数の国々がとったそれらの法的措置の一部が、職場や学校内でのイスラム式のスカーフ(ヘジャーブ)の使用や宗教的義務履行の制限措置になります。

 

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