米兵負傷者34人に イランによるミサイル攻撃で
1月 25, 2020 05:45 Asia/Tokyo
米国防総省のホフマン報道官は24日の記者会見で、1月上旬に起きたイランによるイラク駐留米軍に対する空爆で米兵34人が負傷したと明らかにしました。
米政権は当初、死傷者はゼロと主張し、16日になって11人が負傷したと発表していました。
ホフマン氏によりますと、9人がドイツで治療を続け、17人はイラクでの任務を再開したということです。
エスパー国防長官は24日、米兵の死傷者に関する情報などが迅速に報告されるよう手続きの検証を指示しました。
トランプ大統領は22日の記者会見で米兵の負傷者に関して「頭痛の症状を訴えたと聞いた。そんなに深刻なことではない」と主張しました。
イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官が今月3日未明、イラク政府の正式な招きで同国を訪問中に、イラク民兵組織ハシャド・アルシャビのアル・ムハンディス副司令官らとともに、バグダッド空港付近で米軍無人機による空爆で殉教しました。
この国家テロを受け、イラン革命防衛隊は8日未明、イラクにある2カ所の米軍基地を数十発のミサイルで攻撃しました。
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