米国防総省、「イランのミサイル攻撃で脳に損傷を受けた負傷者は50人」
1月 29, 2020 22:15 Asia/Tokyo
米国防総省が小出しに情報開示する中、イラク・アサド基地へのイランのミサイル攻撃による負傷者の増加を発表し、50人の米兵が脳に損傷を受けたとしました。
イルナー通信によりますと、米国防総省のキャンベル報道官は、29日水曜未明の声明で、「これまでに、米兵50人が脳に損傷を受けていると診断された」と述べました。
さらに、「これら50人のうち、31人はイラクで治療を受け、任務に復帰している」とし、「加えて18人はさらなる検査と治療のためにドイツに移送された」と説明しました。
また、「別の兵士1人がクウェートに移送されていたが、現在は任務に復帰している」とも語りました。
イランは、イスラム革命防衛隊ソレイマーニー司令官と同行者らを狙った残忍なテロに対し米国に厳しい報復を与えると公言し、今月8日、イラクのアサド米軍基地をミサイルで攻撃しました。
トランプ米大統領は当初、この攻撃による死傷者はいないと主張しましたが、同国政府は米兵に負傷者が出ていたことを段階的に認めています。
米国防総省は最近の発表で、トランプ大統領の当初の主張とは反対に、イランのミサイル攻撃でかなりの数の米兵が負傷しただけでなく、一部が重傷を負っていたことを明らかにしました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj