中国が、米提案の恥ずべき「世紀の取引」を批判
2月 12, 2020 22:12 Asia/Tokyo
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中国の張軍(Jung Joon)国連大使
中国の張軍(Jung Joon)国連大使が、アメリカとシオニスト政権イスラエルによる恥ずべき「世紀の取引」案を批判しました。
中国の新華社通信によりますと、張軍国連大使は11日火曜、国連安保理のパレスチナ情勢に関する公開会合において、「中国政府は”世紀の取引”案に対しては、パレスチナの公正な解決を希求し、同国の合法と認められた権利が回復されることを支持する」と述べました。
同大使はまた、シオニスト政権イスラエルに対し、入植地建設を停止しガザ地区の厳しい封鎖を解くよう求めました。
米トランプ大統領は、世界と地域を味方につけてパレスチナ勢力の気を引こうと働きかける中、ここ何ヶ月もの失敗を尻目に一方的な行動に出て、先月28日、親イスラエルに偏向した「世紀の取引」案を発表しました。この案は、世界の多くの国々の強い反発に直面しています。
この恥ずべき案では、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムはシオニスト政権イスラエルに委譲され、他国に移住しているパレスチナ難民は祖国への帰還の権利を失うと同時に、パレスチナはガザ地区とヨルダン川西岸に残された地域のみを領有するとしています。
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