中国の第5世代移動通信の稼動が停止
(last modified Wed, 12 Feb 2020 21:38:45 GMT )
2月 13, 2020 06:38 Asia/Tokyo
  • 第5世代移動通信
    第5世代移動通信

中国最大のモバイル通信事業者であるチャイナ・モバイル(China Mobile)傘下の企業が、第5世代(5G)移動通信サービスの高速ネットワーク用のデータ送信基地局をこれ以上設置しない旨を明らかにしました。

イルナー通信によりますと、この中国企業は12日水曜、報告の中で「新型コロナウイルスの蔓延により、高速ネットワーク関連のインフラ基地局や設備の設置の時期が遅延するのが確実になり、この問題はインターネット関連事業にも影響を及ぼす可能性がある」と表明しています。

中国は、今年以降第5世代高速インターネットの顧客数を増やすことに努めてきましたが、現在は新型コロナウイルス対策に集中しており、関連ステーションの設置のための十分な人材や時間がない状態にあります。

中国は、スマートフォンの第5世代型ネット網設置の先駆者であり、計画に基づき、2025年までにこうしたネットワークの顧客を6億人にまで増やそうとしています。

中華人民共和国情報産業部は昨年、こうした高速ネットワーク網用に13万箇所の基地局が設置され、2020年にはさらに40万箇所が新設される事になっている、と表明していました。

 

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