ボーイング737型機の燃料タンクで異物発見
2月 20, 2020 16:55 Asia/Tokyo
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ボーイング737型機
アメリカの航空機メーカー・ボーイング社が、同社製の737型機の燃料タンクから異物が発見されたことを認めました。
BBCによりますと、ボーイング社は同社製の最新型機737MAXの燃料タンクから異物が発見されたことを明らかにしています。
ここでいう異物とは外部由来の物のことを意味し、航空機もしくはその関連システムに損傷を及ぼす可能性のある物品または物質をさします。
ボーイング社は同時に、この問題が737MAXの運行復活のこれ以上の遅れの原因になるとは思われない、としています。
また、今年中盤に再び同型機の飛行許可が取れるよう希望する、とコメントしています。
ボーイング737MAX型機は、半年足らずの間に2回も墜落事故を起こし、少なくとも346人の犠牲者を出した事から、世界はもとより製造元であるアメリカでも運用停止となっています。
この危機的な状況により、ボーイング社製の航空機の多くの発注・購入が中止される事態となりました。
ボーイング社の昨年1月の受注件数は45件でしたが、先月はゼロとなっています。
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