新型肺炎
イラン国家安保最高評議会、「“コロナ”のタグは、対イラン最大圧力戦略の一環」
2月 26, 2020 18:56 Asia/Tokyo
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シャムハーニー書記
イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、新型コロナウイルスの感染拡大を口実に、敵がイランを標的に新たな陰謀を展開していることを指摘し、「イランへの最大限の圧力戦略は、“コロナ”というタグによって完成すると目されている」と警戒感をあらわにしました。
シャムハーニー書記は25日火曜、ツイッター上で、「イランとの国境の封鎖を他国に迫ること、イランがコロナウイルス感染拡大を隠蔽したとの虚偽を撒き散らすこと、これらは敵の新たなロードマップだ」と強調しました。
シャムハーニー書記はこれ以前にも、イランでの新型コロナウイルスの感染者の数をめぐるポンペオ米国務長官の発言に反論し、「ポンペオ国務長官が、『イランによる新型コロナウイルス関連の情報隠蔽を懸念』と主張する一方で、米国はイラクのアサド米軍基地、アフガニスタンでの米軍偵察機撃墜事件、米国内でのインフルエンザによる死者数など、これらの出来事に関して正確な報道を開示していない」と反論しました。
ポンペオ長官は、「米国は、イランが同国内での新型コロナウイルスに感染に関する詳しい情報を隠蔽しているのではないかと強く懸念している」と発言していました。
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