国連安保理が、新型肺炎対策で対北朝鮮制裁を一部解除

3月 01, 2020 19:00 Asia/Tokyo

国連安保理が、新型コロナウイルス流行対策で北朝鮮を支援するため、同国に対する制裁の一部解除命令を出しました。

イルナー通信によりますと、国連安保理の北朝鮮制裁委員会は、新型コロナウイルス流行対策で北朝鮮に対し医療品・設備などの調達を支援するため、3度目の一部制裁解除を決定しました。

今回の制裁解除は、ＷＨＯ世界保健機関が申請していました。

国連安保理に制裁除外対象として承認されたのは、体温計600本、喉頭鏡20機、人工呼吸器40機、血中酸素濃度測定器20機の他、新型コロナウイルス検査に必要となる様々な医療器具・設備です。

北朝鮮は、これまでに国内で新型コロナウイルス感染が報告されていないと主張していますが、検疫、国境封鎖、学校の新学期開始延期などの措置を取り、全面的な新型コロナウイルス流行対策を進めています。

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