米当局者が警告、「9・11の再来」(動画)
4月 06, 2020 20:52 Asia/Tokyo
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アメリカでの新型コロナウイルス感染拡大
米国保健福祉省の医務総監が、新型コロナウイルス危機で米国が今後迎える困難な数週間を、2001年9月11日の悲劇になぞらえました。
ユーロニュースのウェブサイトによりますと、米国保健福祉省のジェローム・アダムス医務総監は、これからの1週間は多くの米市民にとって「最も過酷」で「最も悲惨」な週になるだろうと警告し、「 我々にとって9・11のような大惨事が、一か所ではなく全米で起こりうる。そして私は米国の人々にこのことを肝に銘じてもらいたい」と語りました。
トランプ米大統領も新型コロナウイルス危機を「大きな悲嘆の時」と呼んでいます。
ホワイトハウスの医療専門家は、家庭での自主隔離が完全に順守されたとしても、約10万~24万人が新型コロナウイルスに感染して命を落とすだろうと予測しています。
全米各州では、共和党派の知事がいる8州を除いて、市民に自主的隔離を命じています。
現在、米国でコロナウイルスに感染した人の数は33万6,800人を超え、国内での死亡者は9,620人となっています。
米国民は衛生、医療機器が不足しているとして政府への非難の声を高めており、トランプ大統領が11月の大統領選挙で勝利する可能性に影を落としています。
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