北京で、野生動物の消費と取引が禁止
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中国の首都北京市役所は、新型コロナウイルスなどの感染症の蔓延を防ぐため、野生動物の肉の消費とその売買の禁止を発表しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
4月 27, 2020 06:12 Asia/Tokyo
  • 中国で、野生動物の消費と取引が禁止
    中国で、野生動物の消費と取引が禁止

中国の首都北京市役所は、新型コロナウイルスなどの感染症の蔓延を防ぐため、野生動物の肉の消費とその売買の禁止を発表しました。

イルナー通信によりますと、今年2月に全人代が発令した前回の警告に基づいて北京市が出した新たな条例は、コウモリの肉を食することでの発症を疑われている新型コロナウイルス感染症を意識したものとなっています。

この感染症により、これまでに世界中で20万人以上の人々が死亡しています。

北京市立法委員会はこれに関し、「新しい条例では、これまで通り保護される野生生物の種類を再定義し、北京のすべての地域で野生生物の狩猟を禁じている。新条例は今年6月1日に発効する」と発表しました。

これ以前に、中国南部の深圳市も、野生動物の肉を食べることを禁止する新しい条例を制定しています。

深圳市は、中国で最初に猫と犬を食することを禁止した都市です。

中国全国人民代表大会はさらに、同国の野生生物産業における動物の皮の使用禁止に向けた決定を下そうとしています。

中国で、野生動物の消費と取引が禁止

 

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