トランプ政権 「新型コロナ発生源は武漢の研究所」
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トランプ政権 「新型コロナ発生源は武漢の研究所」
ポンペオ米国務長官が3日日曜、改めて「新型コロナウイルスの発生源が中国・武漢市内の研究所であることを示す複数の証拠がある」と主張しました。
トランプ米大統領も今月1日、同国の国家情報長官室とは反対の見解を再び示し、「新型コロナウイルスは、武漢市内の研究所で作られたものだ」と主張しています。ただし、トランプ氏は、ある記者会見において、「このウイルスが武漢市内の研究所で作られたと確信する理由については説明できない」としました。
一方、中国の政府関係者はこれらの主張を否定しており、正当な根拠や証拠、信憑性に欠けると表明しています。
米国家情報長官室の声明では、新型コロナウイルスの発生源に関して、「当情報室は、『新型コロナウイルスは人工的に作られたものではなく、また遺伝子操作されたものでもない』とする科学的な総意に賛成する」としています。

EUのボレル外務・安全保障政策上級代表も、新型コロナウイルスが中国の研究所で作られたものだとする、トランプ大統領の見解に疑問を呈しました。
ボレル上級代表は、「トランプ大統領が何日か前に、新型コロナウイルス対策のために消毒剤を飲むことを提案していた事実を考慮すべきだ」として、トランプ大統領の発言への信ぴょう性に疑問を投げかけています。
さらに、「新型コロナ危機により、米中の競争が激化した」と指摘しました。
トランプ政権は、新型コロナウイルス危機を十分管理抑制できていないとして厳しく非難されています。
多くの有識者は、トランプ大統領を初め、米政府関係者が様々な疑惑を中国に関連付けていることをはぐらかしやまやかしだとしています。
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