サムスントップが謝罪 「経営権継承で論争起きないようにする」
(last modified Wed, 06 May 2020 11:41:32 GMT )
May 06, 2020 20:41 Asia/Tokyo
  • 李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長
    李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長

韓国サムスングループの経営トップ、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が6日水曜、経営権継承問題や労組問題について自ら国民に向けた謝罪文を発表し、頭を下げました。

韓国のヨンハプ通信によりますと、6日水曜、記者会見した李氏は、経営権の継承について謝罪し、「これ以上、経営権継承問題で論争が起きないようにする」、「倫理的な非難を受けるようなことをしない」と言明しました。

李氏の謝罪は、外部委員らによる監視機関であるサムスン順法監視委員会の勧告に従ったものです。同委員会は今年3月、サムスングループの経営権継承に絡む疑惑について総帥である李氏が謝罪するよう勧告しており、同時に李氏が自らサムスンの「無労組経営」の放棄を表明することも求めました。

サムスンは、昨年8月韓国最高裁が、朴槿恵(パク・クネ)前大統領と知人への贈賄罪などに問われた李氏の二審判決を破棄し、審理を高裁に差し戻した直後、「過去の過ちを繰り返さないよう、企業本来の役割を忠実に果たす」と謝罪しており、昨年12月には、「労組つぶし」の罪に問われたサムスン電子経営陣が有罪判決を受けた際、謝罪文を出し、無労組経営を事実上、放棄しました。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://urmedium.com/c/japaneseradio

https://www.youtube.com

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

 https://soundcloud.com/user-614960283