韓国企業が米政府の求めで隠ぺい行為
11月 06, 2021 20:21 Asia/Tokyo
サムスンとSKハイニックスの韓国企業2社が、半導体の世界的な不足に関する情報を、米政府に送付する時点で隠ぺいしています。
ロイター通信によりますと、サムスンとSKハイニックスは世界最大の半導体メーカーに数えられます。アメリカ政府は、この2社に対し、半導体不足の実態をより正確に把握するため、自発的な形でホワイトハウスに情報提供するよう要請しました。
この報道によると、情報は今月8日までにホワイトハウスに送られることになっていますが、半導体不足に関する詳細は報告書から削除される見通しです。
米商務省も、求めていた情報が漏えいするおそれや、世界市場における競争条件が影響を及ぼすことに懸念を表明しています。
この問題は韓国国内でも懸念を生んでおり、同国のムン・スンウク産業通商資源大臣がジーナ・レモンド米商務長官と会談するため来週訪米することになりました。
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