米ユナイテッド航空 コロナ禍で3千人超の人員削減へ
May 06, 2020 22:13 Asia/Tokyo
新型コロナウイルスの感染拡大による航空業界の需要激減を受けて、米航空大手のユナイテッド航空は2020年10月以降、3500人近くの人員削減を行うと発表しました。
米ウォールストリートジャーナル紙によりますと、ユナイテッド航空は連邦政府予算による企業支援プログラムでおよそ50憶ドルの財政支援を受けており、2020年9月末までの人員削減、および報酬減額は行わないとしていました。
しかし、4日月曜に同社のジーボ副社長が行った社内発表によれば、ユナイテッド航空は管理職および事務職のポストをおよそ3割削減する予定で、リストラの規模は3450人に達すると見られています。
ジーボ副社長は社員宛のメールで、政府による外出規制や経済活動の停滞により「フライトの予約状況と需要はゼロに等しい」と記し、人員削減を避けられない状況についての理解を求めました。
ウォールストリートジャーナル紙は、ユナイテッド航空が5月の運航本数を90%近く減便、さらに会長や社長の報酬を減額したほか、社員の給与を半額まで減額したと伝えています。
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