米国防総省が、予想される中国との戦争での敗戦を懸念
May 17, 2020 18:53 Asia/Tokyo
米国防総省の一部の情報筋は、米軍による最新の軍事演習から、予想される太平洋での中国との戦争で米軍側は敗北することが判明した、と警告しています。
イギリスのタイムズ紙は16日土曜、報告の中で、「米国防総省の一部情報筋は、アメリカは太平洋で起こりうる中国との戦争で敗北を喫し、台湾を防衛することはできず、グアム島にある米軍基地も危険に晒される恐れがあると警告している」としています。
米国の防衛筋は、タイムズ紙に対し、「米国防総省が行った2020年の中国の軍事力に関するコンピュータ・シミュレーションにより、その時、最新鋭の潜水艦、空母、駆逐艦などを有する中国はアメリカの軍事力に打ち勝てるだろう」と表明しています。
この数ヶ月、新型コロナウイルス拡散と同時に、様々な分野における中国と米国の間の緊張が高まる中で、アメリカのトランプ大統領は、コロナウイルスの詳細情報に関する世界への開示の遅れや隠蔽工作があったとして中国を非難しています。
同大統領はまた、この行動への報復として、1000兆ドルに及ぶ中国からの輸入品に追加関税を賦課する可能性があると脅迫しています。
こうした中、中国は、米によるこの疑惑を否定すると共に、それに対し報復措置を取り、米ボーイング社の航空機の購入を中止するとしています。
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