アメリカが、「領空開放条約」からの脱退を表明
May 22, 2020 12:48 Asia/Tokyo
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アメリカ国防総省
アメリカ国防総省が声明を発表し、「わが国は本日22日金曜、正式に“領空開放条約”からの脱退を宣言する」としました。
IRIB通信によりますと、アメリカ国防総省はこの声明において、「ロシアは、自らの近隣諸国に対する敵対行為の正当化を目的に、日を追うごとにこの条約を悪用しており、またこの条約がアメリカやその同盟国を軍事的な標的とするために利用される可能性がある」としています。
トランプ・米大統領はかなり前から、ロシアがこの条約へに違反しているという口実で、この条約からの脱退に向けた準備を進めていました。
また、恐らく新しい条約がこの条約に取って代わることになるだろう、としています。
ロシアはこれまでに何度も、同国による領空開放条約違反というアメリカの疑惑を否定し、アメリカの今回の決定がヨーロッパの安全保障に打撃を及ぼす、としています。
NATO北大西洋条約機構の加盟国の首脳らも、アメリカ政府の今回の決定を検討するために会議を開催する見込みです。
領空開放条約・オープンスカイズ条約は、加盟国の上空における偵察機の飛行の許可に関する、35カ国間の合意です。
アメリカとロシアは、この条約を採択した原加盟国で、この条約は1992年に署名、2002年1月1日に発効しました。
トランプ現政権はこれまでに、ユネスコや気候変動に関するパリ協定、核合意など複数の国際機関や国際条約から脱退しています。
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