EU、米国にWHOとの関係断絶決定の見直しを求める
-
欧州連合
EU指導部が、世界保健機関・WHOとの関係断絶を決定した米国に対し、再検討するよう求めました。
ロシアのスプートニク通信によりますと、EU・欧州連合は30日土曜、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長とボレル外務安全保障政策上級代表を代表とする共同声明を発表し、今は「国際的な成果を弱めるような行動を避けることが不可欠」だと指摘し、米国にWHOとの関係断絶を見直すよう強く求めています。
トランプ米大統領は29日金曜、WHOからのアメリカの正式な脱退を発表するとともに、「WHOが必要な改革を実施できなかったことから、アメリカはこの組織との関係を断絶する」と語っています。
米下院議長のペロシ氏は、米国をWHOから脱退させるというトランプ大統領の決定を批判し、「トランプ大統領の措置は、無意味な決定である」と述べました。
ロシア外務省も30日、WHOからの脱退という米国政府の決定を、保健医療分野での協力や国際的な合法性に打撃を与えるものだ、と批判しました。
トランプ大統領はこれ以前にも、中国寄りだとしてWHOを非難するとともに、「WHOは、新型コロナウイルスに関する誤った情報を流し、また中国からの入国禁止というアメリカの措置に反対した」と述べました。
現在アメリカは、新型コロナウイルスの感染者数が179万5000人、死亡者数は少なくとも10万4000人を計上しており、これらの数字はいずれも世界最多となっています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio
https://twitter.com/parstodayj