英保健相「最高のニュース」 抗炎症薬でコロナ死亡率約30%低下
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英国のハンコック保健相は17日、ステロイド系抗炎症薬の「デキサメタゾン」が初期段階の治験で新型コロナウイルス感染症の重症患者に対し効果がみられたことについて、新型コロナの流行後で最も良いニュースだとの見解を示しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
6月 17, 2020 19:18 Asia/Tokyo
  • デキサメタゾン
    デキサメタゾン

英国のハンコック保健相は17日、ステロイド系抗炎症薬の「デキサメタゾン」が初期段階の治験で新型コロナウイルス感染症の重症患者に対し効果がみられたことについて、新型コロナの流行後で最も良いニュースだとの見解を示しました。

17日水曜、ロイター通信がロンドンから伝えたところによりますと、研究チームは16日、重症患者にデキサメタゾンを投与したところ、死亡率が約30%低下したと発表しました。

ハンコック保健相はスカイ・ニュースに「生存確率が大幅に上がる」とし「今回の危機で最も良いニュースの1つだ」と述べました。

世界保健機関(WHO)は、ステロイド系抗炎症薬の「デキサメタゾン」が初期段階の治験で新型コロナウイルス感染症の重症患者に対し効果がみられたことを受け、新型コロナウイルス感染症治療に関するガイダンスを更新する方針を示しました。

デキサメタゾンは1960年代から使用されている安価な抗炎症薬です。

研究チームは、まだ研究は初期段階だが、デキサメタゾンが早期に重症患者に対する標準的治療になることを示唆するとしています。

WHOのテドロス事務局長は16日夜に発表した声明で「酸素吸入や人工呼吸器を必要とする新型コロナ感染症患者の死亡率を下げることが示された最初の治療法だ」と称賛し、研究チームから報告を受けており、数日内に完全なデータ分析が得られるとの見通しを示しました。

WHOは今後、複数の研究を統合したうえで俯瞰(ふかん)的に分析するメタアナリシスの手続きを進めるとしています。

 

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