米大統領が、対中貿易交渉のため「制裁延期」
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トランプ大統領と米メディアAxiosのジョナサン・スワン記者のインタビュー
トランプ米大統領は米ニュースサイト「アクシオス」とのインタビューで、中国による少数民族ウイグル族の強制収容への制裁措置について、米財務省は、同国との貿易交渉への配慮から制裁を延期していたと語りました。
CNNによりますと、トランプ大統領は、米メディアAxiosのジョナサン・スワン記者との19日金曜のインタビューの中で、このように述べ、制裁を延期したのは「大きな貿易交渉の最中だった」からだと発言しました。この合意によれば、中国は米国から2500億ドル相当の製品を輸入することになっています。
さらに「私は中国に関税を課した。これは考えられる限りのどんな制裁より、はるかに厳しい措置だ」と強調しました。
ウイグル族の強制収容については、ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)が17日、米紙に掲載した新著の抜粋で、トランプ氏が習近平国家主席に賛同を表明していたと主張しています。昨年の主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)での夕食会で、習氏が収容所建設の理由を説明したところ、トランプ氏は当然のことだと同意し、建設を進めるべきとの考えを示したとされています。
トランプ氏は抜粋掲載の当日、中国によるウイグル族への人権弾圧に制裁を科す法案に署名しました。
この数ヶ月、米中関係は新型コロナウイルスパンデミックの影響から最低レベルにまで落ち込んでいます。
トランプ氏はまた、中国との全面的な断交を示唆するとともに、「中国との完全な断交は、我われが温存している複数の選択肢の1つだ」と発言しています。
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