黒人市民殺害事件
米ミネアポリス市議会が、満場一致で市警察解体を支持
6月 27, 2020 19:39 Asia/Tokyo
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米ミネアポリス市警察
米ミネソタ州ミネアポリスが反人種差別運動の中心地となったことに続き、同市議会が市警察の解体を支持しました。
米ミネアポリス市議会議員は、満場一致で警察組織の解体と市憲章の変更に賛成しました。
議員らは、警察署に代わる社会の安全の保証と暴力事件防止のための部署を編成することを提案しています。
同市議会によるこの異例の措置は、同市で先月25日に起こった白人警官による黒人男性ジョージ・フロイドさん殺害事件と、それに続く米国内や世界各地での反人種差別運動を背景に決定されました。
現在の市憲章の変更に関しては、まず政治委員会、その後市憲章委員会による正式な調査・検討が行われ、その後市民投票により最終決定されます。
さらにその後、新しい部署がどのように機能すべきかを明確にする長期にわたる社会調査が開始されることになっています。全行程が予定通りに進行し、今年11月前に市民投票が行われた場合、新しい警察署は来年5月1日に開設されることになります。
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