米高官が、北朝鮮との首脳協議再開を絶望視
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米国の北朝鮮担当特別代表を兼ねるビーガン国務副長官が、今年の米大統領選前の米朝首脳協議再開の可能性はほとんどないと、いう見解を示しました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
6月 30, 2020 18:40 Asia/Tokyo
  • キム委員長とトランプ大統領
    キム委員長とトランプ大統領

米国の北朝鮮担当特別代表を兼ねるビーガン国務副長官が、今年の米大統領選前の米朝首脳協議再開の可能性はほとんどないと、いう見解を示しました。

米国の北朝鮮担当特別代表を兼ねるビーガン国務副長官

韓国のヨンハプ通信によりますと、米国の北朝鮮担当特別代表を兼ねるビーガン国務副長官は、「新型コロナウイルスの世界的感染拡大によって、トランプ米大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の国際協議の下地作りができる見通しは難しいと予想される」と述べました。

また続けて、「今年の米大統領選前に両者の会談が実現する可能性はほとんどないと思われる」としました。

キム委員長とトランプ大統領は、2018年6月から現在までに計3回にわたり軍縮協議を行っていますが、米国側の過大な要求のため、いずれの協議においても結果は得られませんでした。

協議における米国側の責務不履行に関連して、北朝鮮外務省のシンクタンク・軍縮平和研究所は、「北朝鮮政府は、核によるアメリカの脅威をなくすため、協議および国際法の適用により全力を尽くしてきたが、これらはすべて徒労に終わった。唯一残された選択肢は核で応じることだ」と表明しています。

報道各社は、北朝鮮政府は恒常的なアメリカの核の脅迫をけん制するために自国の核兵器の拡充・強化をはかるだろう、と報じています。

 

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